ピアノのマムシ指

マムシ指の矯正方法

一般的に、マムシ指というのは「短指症」と言われることもあり、親指の爪が一般的な爪に比べて短くて横長である、親指自体が短くて太い、といったような親指のことをさし、遺伝的なことが原因とされ、コンプレックスに感じているという人もいるようです。

 

このような症状をもつ指を「マムシ指」ということもあるようですが、ピアノを弾く際のマムシ指は、親指の第一関節の曲がる角度が内側になり、親指の付け根が凹んでいる状態を言います。

 

 

 

前者の方のマムシ指の治療は難しいかもしれませんが、ここでは後者の意味のマムシ指について矯正法をご紹介していきます。

 

なぜ親指のこのような状態をマムシ指というのかはわかりませんが、マムシ指の状態では、上手に目的の音を出せなかったり、指の付け根に負担がかかってしまうといったことから、できる限り直した方がいいと思われます。

 

親指の付け根に負担がかかると最悪の場合、腱鞘炎などになってしまうこともあり得ます。

 

初心者の人に良く見られる症状ですが、ひとたびくせがついてしまうと直すのにさらに苦労してしまうことがよくあります。

 

そのため、できるだけ最初のうちにこころがけましょう。

 

マムシ指とまではいかなくても、親指の第一関節までが鍵盤にペタッとくっついているという人も要注意です。

 

その場合、親指だけでなく、手の形が全体的にぺちゃっとつぶれたような形になっていることが多いです。

 

これは、脱力がうまくできていなかったり、関節がうまく使えていないということが原因といて考えられます。

 

最もいい改善法は、ピアノを演奏するときに正しいフォームを意識して演奏するということです。

 

親指の爪と指のギリギリのきわのところで鍵盤を押すことを意識することによって、手がつぶれたような形になることを防ぐことができます。

 

それでもなかなか治らない場合は、ボールや輪ゴムを使う方法が良く知られています。

 

ボールを握る運動をすることによって親指が凹むことを防ぐことができます。

 

同様に、輪ゴムを使って親指の関節が凹むのを引っ張って矯正するという方法もあります。

 

練習中意識してもなあなか直らないという人はこのような方法も是非試してみてください。

 

ただしあまり無理をせずにゆっくりとやっていくことが大切です。

 

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