ピアノは毎日練習した方がいいの?
ピアノを練習していく中で、やっぱりピアノの練習は毎日しないとダメなの?と思ってしまうことがあると思います。
答えとしては、毎日練習しなくても上達することは可能です。しかし、毎日練習したほうが上達が早いし、覚えたことを忘れることも少なくなります。
ピアノの曲をやっとの思いで完成させたのに、しばらく弾かなかったら弾けなくなっているという経験はないでしょうか。そんなときはせっかく覚えたのにと、ガッカリしてしまいますが、人間の脳は忘れるようにできているのでしかたのないことです。でもそれは振り出しに戻ったわけではありません。また楽譜をじっくり見ながら何度か練習をしていくとまた思い出すことができるでしょう。
せっかく一度覚えた曲ですから、忘れないように少なくとも1,2週間に1度は復習のつもりで演奏してみましょう。
そしてできれば毎日ピアノに触る習慣をつけましょう。会社や家事で忙しいという方もたくさんいると思うので、1日30分、10分、5分でもかまいません。それでも1年続けると大きな練習量になるでしょう。大切なのは継続することです。
とはいっても平日は忙しいからやらない、週末だけやると割り切ってしまっても問題ありません。そこで毎日弾けないときの少しでも上達できるコツをご紹介します。
毎日弾けないとき
鍵盤を触っていないときでもピアノを学ぶことはできます。通勤中やなにか作業をやりながらでも、音源を聴くことによって曲のイメージがつかみやすくなりますし、忘れにくくなります。
ピアノのない場所でも指のトレーニングをすることができます。机などを利用して指を実際に動かして鍛えていきましょう。
まとめ
以上のように演奏時間が取れないのは仕方がありません。毎日練習できるかどうかは人それぞれの事情によるものなので、週末だけなどのスタイルでも大丈夫です。しかし、そのときは練習の効率を考えたり、鍵盤を触れない時間などを工夫して練習のブランクができないようにするといったことが大切です。