ピアノ三連符の弾き方

ピアノの三連符とは

ピアノにおける三連符は下の図のように3つの音がつながている音のことをいいます。言い換えれば、1拍を三等分したリズムのことです。例えば下の図のように八分音符が3つつながった三連符は四分音符1つ分になります。

 

 

 

 

 

よくある間違いが八分音符が3つ分だから付点四分音符(四分音符1.5個分)と勘違いしてしまうことがよくありますが、三連符はあくまでも「この3つはセットですよ」という意味があるので間違えないようにしましょう。つまり、3つの音がつながっているからといって三連符ではありません。

 

 

この三連符はジャズの曲ではよく出てきますが、クラシックやポップでも出てきます。はじめは慣れないのでリズム感を掴むのが難しく感じてしまったり、小指や薬指を使う三連符や二連符と三連符の組み合わせなどは特に難易度が高く感じてしまいます。ここでは、そんな三連符の弾き方とコをご紹介していきます。

ピアノの三連符の弾き方とコツ

まずはリズム感に慣れる

ピアノの練習で鍵盤を使わずに手を叩いてリズム感を確認する練習がありますが、三連符に慣れるためにその手拍子を使って練習してみましょう。例えば右手で八分音符の三連符のタタタ・タタタ・タタタ、左手で四分音符タン・タン・タンと叩く練習をやってみましょう。このとき右手の三連符の最初の音と左手のタンが重なるように叩けていることが必要です。

 

 

これは歩きながらでも、足が四分音符、手が三連符などのような練習もできます。

 

 

ピアノを弾くときコツ

ピアノで三連符を弾くときは分割された3つのセットを意識しながら弾くことが大事です。

 

 

そしてここでもやはり脱力ができていなければいけません。手首に力が入らずに、それぞれの指が独立できているとしっかりとしたきれいな三連符を演奏することができます。

まとめ

ピアノの音は基本的に2分音符、4分音符、8分音符、16分音符のように偶数で構成されていますが、3連符などのように奇数で表現されることもあり、そのリズム感になれていないとタイミングがずれてしまったりと苦手意識をもってしまいます。

 

 

まずはそのリズム感に慣れて、指の独立性をあげられるようにじっくりと練習をしていきましょう。

 

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