電子ピアノの置き場所

ピアノを設置する前に

実際に電子ピアノを買い、いざ家に置くとなると、その置き場所し迷うことがしばしばあります。実際にはどのような場所に設置すればよいのか、少しだけ注意点があります。

 

まず最初に、ピアノを買う前に確認しなければいけないことがいくつかあります。
それは、ピアノのサイズ(高さ、幅、奥行き)を把握したうえで、部屋のサイズを正確に測っておくということです。

 

ピアノの鍵盤から椅子までは椅子を後ろに引いた場合も想定しなければなりません。
ピアノの椅子を引いた際に思ったよりスペースをとってしまうということも少なくありません。

 

そして、ピアノを搬入する部分のサイズも把握し、ちゃんとピアノを運び込めるかどうかを確認する必要があります。

 

電子ピアノやグランドピアノは足を取り外して運び込むため比較的スムーズに搬入できるが、普通のアップライトピアノは、本体の長さ的に角を曲がり切れない場合があるので注意が必要です。

 

 

 

ピアノの置き場所について

ピアノのサイズを把握したら、実際に置き場所を決めましょう。

 

ピアノや電子ピアノの置き場所についていくつか注意点があります。

 

音漏れに気を付ける

 

ピアノの音漏れは特に集合住宅やマンションでは近隣住民の人とトラブルになりかねません。
よって置き場所にはできるだけ音が隣の人に伝わらないような置き場所を選びましょう。

 

ピアノの音が出る部分はピアノの後ろの部分となります。よって、音を漏らしたくない隣の家や部屋にそのピアノの背中を向けておいてはなりません。
その場合、ピアノの背中を反対に(家の内側)に向けるようにしましょう。

 

直射日光を避ける

 

ピアノは急激な温度の変化を嫌います。直射日光が当たることによって、ピアノの色あせや、内部が結露することにより、内部の部品が劣化してしまうことなどが考えられます。

 

電子ピアノの場合は、そこまで心配することはありません。

 

また、同じように、エアコンの直下や、ストーブの影響を受ける場所は避けましょう。

 

直射日光が当たる場合は、厚手のカーテンで日光をさえぎるようにしましょう。

 

 

湿度に気を付ける

 

ピアノは高温と同様に多湿も嫌います。

 

特に、電子ピアノでない場合は、弦がさびることもあるので要注意です。

 

湿度は50%前後に保つようにしましょう。
梅雨などの時期は除湿機などを使うと良いです。

 

また、ピアノ専用の除湿剤なんてものもあります。

 

 

 

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