ピアノを初見で弾く

ピアノを初見で演奏する

ピアノ演奏で楽譜を初めて見てスラスラと弾くことができたらカッコイイと思う方も多いと思います。でも実際初見で弾くというのは思った以上に難しいものです。実はピアノが上手なことと、初見で演奏するのが上手なことは全く違う能力になります。例えば、ピアノの演奏はかなり上手なのに初見で演奏するのは簡単な曲ですらできないという人もいれば、ピアノの演奏はそこまで上手ではないのに、初見で弾くことに関してはかなり得意な人などもいます。

 

 

大人のピアノ初心者にとっては最初から初見で弾こうとする必要はありません。最初のうちは、曲を頭と体で覚えるくらいに何度も楽譜を見て演奏することが大切です。それができるようになったら徐々に初見で一定のテンポで弾けるように練習をしましょう。

 

 

ここではそんな初心者のためのできるだけシンプルな初見の練習方法とコツをご紹介します。

 

 

 

初見の練習方法

まずは鍵盤を見ないようにする

初見で弾く場合はもちろん楽譜を見るので、鍵盤を見ずに演奏する練習をする必要があります。最初のうちは今弾くことができる簡単な曲を用意して鍵盤を見ずに弾いてみます。鍵盤の感覚を指で覚えるようになるまで練習します。

 

 

いよいよ初見の練習

だいたい鍵盤の感覚を覚えたら、いよいよ初見の演奏をやってみましょう。弾いたことのない簡単な楽譜を用意してください。まずは楽譜全体を見渡し、一定のテンポで弾き始めてましょう。このとき、ミスをしても止まらずに最後まで弾ききるようにしましょう。

 

 

はじめはミスが多くテンポが乱れてしまうかもしれませんが、楽譜を先読みして脳と指がついていくというのは短期間ではなかなかできるものではありません。この練習をできれば毎日少しの時間でいいので繰り返して慣れていきましょう。

まとめ

個人的には大人のピアノ初心者は最初のうちは無理に初見で演奏しようとする必要はないと思います。初見でも初見でなくても本質はキレイな演奏ができるかどうかです。初見にこだわってしまうあまりに演奏の細かい部分がおろそかになってしまったり、音楽を深く楽しむことを見落としてしまったりしないようにすることが大切です。

 

 

 

 


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