バッハ
「音楽の父」と呼ばれ、最も有名な作曲家の一人でもあるヨハン・ゼバスティアン・バッハですが、ピアノを始めた人にとって、目標としたり、レベルアップのために用いるのがバッハの曲です。
バッハは、世界中の作曲の中でも最も偉大な人物であるという専門家もたくさんおり、音楽の基礎をつくりあげたともされるほど秀でた才能を持つ人物です。
バッハの曲は特徴的で、左手が伴奏、右手が旋律というかたちではなく、左右の手が独立したフレーズが多く、ピアノの左右の指の動きの練習としてはとてもいい練習曲になります。特にインヴェンションなんかは有名ですよね。
ただし、バッハの曲は難しい曲が多く、インヴェンション、シンフォニア、プレリュード、フーガなどが有名ですが、ピアノの基礎ができていない場合にはハードルが高い曲となっています。
ピアノ初心者でもバッハを弾くためには?
まずは基礎を完成させてから
初心者にとっては、まずはインヴェンションから練習に入るというパターンもよくあります。たしかに、左右の指の動きのいい練習となりますが、基礎ができていない段階ではまだ弾くのは難しいでしょう。
バッハのインベンションにたどり着くまでに、ツェルニー30番もしくは、ソナチネアルバムやブルグミュラーが弾けるレベルに達しているとスムーズに入ることができます。
バッハの簡単な曲から
バッハのインヴェンションを始める下準備として、バッハの小プレリュードやプレ・インヴェンション、メヌエットなどから弾きはじめるのもいいでしょう。
ピアノを始めたばかりで、経験がまだまだという場合は「主よ人の望みの喜びよ」などがおすすめです。
まとめ
バッハは左右の指の動きのためにもとてもいい練習曲となります。ただ、ピアノの経験がまだまだ浅いという場合や基礎がまだ固まっていないという場合には、まずは下準備をしてからステップアップしたときにバッハのインヴェンションなどを使って練習していきましょう。
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