ピアノで速いパッセージを弾く
指を速く動かして、速いパッセージを弾けるようになるというのはピアノ初心者にとって憧れる人も多いと思います。初めは指を速く動かすこと自体が難しかったり、速く動かせても正確に音を出せなかったり、音がそろわないということもよくあります。ここでは、ピアノで速く弾くコツをご紹介していきます。
ピアノを速く弾くコツは？
速いパッセージを演奏しようと思ったらもちろん指を速く動かさなくてはいけません。トレーニングとして机の上に正しいフォームで指を全て置き、親指から順番に１，２，３，４，５，４，３，２，１と上げていく練習があります。これを右手、左手どちらも行ないスピードを徐々に上げていくことで指の速い動きに慣れることができます。指を広げたりするストレッチも行うと有効です。
トレーニングなどして速い指の動きに慣れることも大切ですが、演奏するときにも少し気をつけたいことがあります。ピアノ演奏は「脱力」が重要ですが、速いパートを弾く時もそれは同じです。速くひこうとすると力んでしまいがちになりますが、滑らかに、柔軟に演奏することを忘れないようにしましょう。手のひらの筋力を使うことで、指をコントロールすることができ、揃った音が出せるようになります。
そして、できるだけ速く指を移動させたいので、鍵盤を押すときに指を上げすぎていては素ばやい動きができなくなってしまいます。このとき指は鍵盤に置くくらいの感覚で演奏するといいでしょう。
まとめ
以上がピアノを速く弾くコツになります。指を速く動かすこと自体は練習を重ねていればすぐに慣れることができると思います。しかし速く弾くときにどうしても力が入ってしまう場合がよくあります。脱力を忘れないようにすることと、長時間の練習によって手首を痛めないように適度な休憩を挟むなどして無理はしないようにしましょう。
