ピアノの上達に年齢は関係ある?
大人になってからピアノを始めたいと思っている人や、長いランクがある人の中には、「ピアノの上達は年齢に関係あるのだろうか?」と不安に思ってしまっていることがよくあります。たしかに、最近でこそ大人からピアノを始める人は増えてきましたが、やはりピアノは子供から習うというイメージが強いというのもあるのだと思います。
結論から言ってしまえば、ピアノはたしかに子供から習った方が、20歳を超えてから始めるよりも吸収力があります。ただ、ピアノは年齢に関係なく上達することは可能です。
やはり、技術的な成長の早さは子供の方が早いですが、何歳から始めても必ず上達することはできますし、大人は楽譜や音楽理論が理解できたりと、大人には大人の良さがあります。なによりも、音楽性は大人の方が優れていることが多いのです。
大切なのは楽しめるか
子供でも親に無理やり習わされていやいやレッスンをしているとなかなか成長はしません。大人でも、目標の曲をもって、熱意をもって練習すれば、30代だろうが、60代だろうが、80代だろうが、上達することはできます。30歳からピアノを習っている人でも、熱心にピアノを続けている人はかなり難しい曲を弾けるようになっています。
年齢のせいで自分で限界を決めてしまうと、脳でも勝手にリミットをつくってしまい、本来の力が発揮できなくなってしまいます。
大人のピアノ練習の場合、状況は人それぞれで、練習にさける時間やのみこみの速さはバラバラなので一概には言えませんが、ピアノの場合1ヶ月練習を続けるだけでも十分に上達します。
まとめ
このように、上達のスピードは人それぞれですが、ピアノという楽器は年齢に関係なく、熱心に取り組むことで必ず上達することはできます。なので、ピアノを大人になってから始めるという人も、年齢は気にせず、本来の目的である演奏を楽しむということを忘れないようにぜひ練習をスタートさせましょう。