ピアノの黒鍵
ピアノ初心者の方で、難しいと感じてしまうポイントとして「黒鍵」がありますよね。たしかに黒鍵は白鍵より細いので苦手意識をもってしまう気持ちはよくわかります。
黒鍵が途中で入ってくると指使いが難しい、黒鍵を弾こうとすると指が滑ってしまう、黒鍵と黒鍵の間の白鍵が正確に弾けない、などなど黒鍵の悩みはよくあります。ピアノ初心者でなくても♯や♭の記号が多い楽譜を見ると、急に難易度が上がったように感じてしまうこともあります。しかし、黒鍵をマスターすることはいろんな曲を弾く上で、必要になってくることです。
そこで、今回はピアノ初心者でも「黒鍵=難しい」という先入観を捨てて、黒鍵を上手に弾くことができるためのコツをご紹介します。
ピアノ初心者でも黒鍵を上手に弾くには?
指使いを考える
指が黒鍵と白鍵をスムーズに行き来するためには指使いを適当に考えていてはダメです。基本的に楽譜通りの指使いに従えばいいのですが、黒鍵は1の指(親指)で弾くと次の音につなげにくくなってしまったりするので、最適な指使いで演奏することが大切なのです。
滑ってしまう時は
指が黒鍵から滑るという時は鍵盤専用のクリーナーで鍵盤をキレイにしてあげたり、油分を含まないもので手を保湿してあげると改善されることがあります。鍵盤用クリーナーはネットなどでも500円前後で見つけることができます。
黒鍵と黒鍵の間の白鍵が正解に押せない
黒鍵と黒鍵の間の鍵盤を正確に押すことができないのは、手を横に移動するときに、横から鍵盤を押そうとしていることが原因として考えられます。まずはスピードを落として、少し上から鍵盤を押すという意識をもって練習してみましょう。