ピアノのアルペジオ

アルペジオとは

アルペジオとは?

 

まず最初に、アルペジオというのは和音を一つ一つに分解し、低い音から(もしくは高い音から)順番に弾く演奏法です。

 

このアルペジオはピアノに限らず、ギターやハーブなどでも使われる演奏法で、イタリア語の「arpeggiare」から来ており、アルペッジョと書くこともあります。

 

アルペジオは演奏するときに指を広げる必要があり、音をはずしてしまうこともあるので苦手意識を持ってしまっている人も少なくありません。

 

そんなアルペジオを弾く時のポイントをいくつかご紹介します。

アルペジオの弾き方

 

手首を使う

 

指というのは親指と人差し指は十分にひらきますよね。でも、人差し指と中指、中指と薬指、薬指と小指はそこまでおおきくひらくことができません。

 

そのため、アルペジオを美しく弾くためには手首をうまく使うことがポイントとなってきます。

 

手首をできるだけ柔軟に動かし、音をコントロールできるようにしましょう。

 

アルペジオを弾く時は無理に指をくぐらせようとするのではなく、手首ごと横にスライドさせるイメージが大切です。

 

アルペジオの音域が広くなればなるほど手首を使って素早くポジションを移動しなければなりません。

 

だからといって音を一つ一つ丁寧に弾くことも忘れてはいけません。実際にはペダルを使うことが多いので極端に音が途切れることを気にしなくても問題ありません。

 

一つ一つの音を均等に弾く

 

5本の指の中では、人差し指や親指は他の指に比べて力強く鍵盤を弾くことができます。

 

そのため、アルペジオを弾く場合、一つ一つの音の強さに偏りが生じてしまうことがあります。

 

指をひろげたり、手首を柔軟にうまく使い、すべての音が同じ強さで演奏されるように音を滑らかに奏でるよう心がけましょう。

 

アルペジオは有名な曲の中にもよく出てきて、華麗で美しい印象を与えることができる演奏法です。
アルペジオという言葉は「ハープを奏でるように」というイタリア語からきているように、さらさらとスムーズに弾けるようになることを意識して練習を行いましょう。

 

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