ピアノの譜読み

ピアノの譜読みが苦手な人のための練習法

ピアノの譜読みは最初のうちは、とても時間がかかり、苦手意識をもってしまったりすることがよくあります。

 

しかし、最初の譜読みで曲のイメージを膨らませることはとても大事なことです。

 

最初に確認したものが間違っていると、正しく修正するのに苦労してしまうことがあります。
最初の譜読みはあまり焦らず、丁寧にやることをオススメします。

 

練習していけばかならず慣れていくので、最初にコツをつかんでしまいましょう。

 

 

 

譜読みのステップ

まずは譜読みの流れを3つのステップに分けてそれぞれのコツをご紹介します。

 

楽譜を丁寧に読んでいきます

 

まず最初にもちろん楽譜を読んでいくことになります。

 

耳コピやコードでもいいのですが、楽譜の表現を見ておくのはとても勉強になります。

 

まだ慣れていない場合は、最初は拍子だけに注目しましょう。

 

このとき、手拍子で拍を確認していくと最初から正しいテンポを身に着けることができます。

 

メロディーを歌ってみるのもいいでしょう。

 

次に、音楽の表現の部分に注目します。

 

特に、音楽の強弱の部分をよく観察することで曲全体のイメージがつかみやすくなります。

 

実はこのステップはとても重要で、じっくりと楽譜を見ていくことで、実際に演奏するときによりスムーズに進めることができ、また、暗譜もしやすくなるのです。

 

そしてある程度楽譜を読むことに慣れて来たら、楽譜にある規則性があることに気づくことがあるでしょう。
これはとてもいいことで、規則性を見出すことによって譜読みがスムーズに行えるようになります。

 

片手で演奏してみる

 

ひととおり楽譜を見終わったら、まずは片手だけでピアノを演奏してみましょう。

 

初心者のうちはもちろんすんなりと弾けないのは当然なので、音の高さを読み取ることになれていない場合は、譜面にド・レ・ミ・・・とルビを書き込んでしまいましょう。

 

特にヘ音記号や、和音は慣れるまで読み取るのに時間がかかってしまうのでルビを振って少しずつ覚えていきましょう。

 

音の高さ以外にもいろいろな情報を書き込んでおきましょう。

 

両手で練習してみましょう

 

片手での演奏ができたらいよいよ両手で練習してみます。

 

効率的に練習するには、全体を通して弾くより、パートごとにわけて練習するのが好ましいでしょう。

 

 

これらの譜読みのステップを踏むことによって最初に曲のイメージをつかむことができ、スムーズに演奏できるようになります。

 

譜読みに慣れるには、できるだけ多くの譜面に触れることです。

 

経験を積めば、作曲家ごとのパターンなど新たな発見があったり、譜読みのスピードもはやくなってきたりします。

 

さらに慣れてくれば、最初から両手で弾くことができるようになるでしょう。

 

譜読みはすぐに上達できることではありません。日数をかけてゆっくりと焦らずに練習していきましょう。

 

 

 

 


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