ピアノの指番号(運指)

ピアノの指番号(運指)

ピアノの楽譜についている番号は指番号といい、指使いを表しています(運指)。

 

 

 

色々な指使いのパターンがある中で、最も弾きやすく、効率の良い弾き方と考えられるものをこのように指番号で表記してあるのです。

 

1、2、3、4、5それぞれが下のイラストのように親指、人差し指、中指、薬指、小指に対応しています。

 

 

 

この指番号(運指)はどのように決められているのでしょうか?

 

それらは基本的にピアニストの人が決めている場合が多いです。

 

運指をきめた人が弾きやすく、その曲にあった表現がしやすいといった観点から決めているのです。

 

しかし、人の手は個人差があり、手の大きさも違えば形も人それぞれです。

 

実際に、子供用の指番号(運指)というものもあります。また、おんなじ音楽でも楽譜の出版社によって微妙に異なっていることがあります。

 

なので、必ずしも指番号を守らねければいけないということはありません。私も、楽譜に書いてある運指より絶対にこっちの方が弾きやすいのにと思うことはたまにあります。

 

とはいっても、最初の初心者の段階では、最適な指使いと感じたものが実際は不自然で効率の悪い弾き方になってしまったり、指や手首に負担をかけてしまう弾き方になってしまったりする恐れがあります。
なので経験の浅いときは、できるだけ楽譜に記してある指番号(運指)を忠実に守り、指使いの自然なパターンというものを体感しながら覚えていきましょう。

 

もしも、楽譜に記してある指運を変更する場合は、最初はげ楽譜通りに弾いていたのに、途中でオリジナルに変えてしまうと、初心者の場合は混乱して間違えやすくなってしまうのでちゅういが必要です。

 

楽譜に指番号(運指)が記していない場合

楽譜の音符すべてに指番号(運指)が記してあるとは限りません。

 

音符すべてに記してあるものもあれば、微妙な部分だけに記してある場合もあれば、すべて記していない場合などがあります。

 

もし、楽譜に指番号が記していなければ、自分が一番気持ちよくナチュラルに弾ける指使いを決めて楽譜の中に書き込んでいきましょう。

 

演奏に慣れてくれば、この指番号がなくてもスラスラと弾けるようになるでしょう。

 

 

 

 


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