左手が思うように動かない
ピアノの初心者にとって右利きの場合は左手で演奏することがとても難しく感じてしまうものですよね。思ったように左手が動かなかったり、右手と左手が一緒に動いてしまったり.....でも日常生活で左手を使う機会があまりないのでそれは当然のことです。まずピアノを始めたばかりの人にとっては両手で弾けることが最初の目標だと思います。ここではそんな左手をうまく使えるようになる効果的な練習方法をご紹介していきます。
左手練習のコツ
まずは根本的に日頃使っていない左手の筋肉を使うことに慣れる必要があります。無理に全てを左手で行う必要はありませんが、ちょっとした日常の動作を右利きの人は左手を、左利きの人は右手を使ってみると手の動きのいい練習になります。
左手を使ってピアノを演奏するとき、慣れていない動きをするので緊張で手が固くなってしまっているということがよく起こります。ピアノ演奏は脱力がとても大事です。変に力まないようになめらかに演奏することをこころがけましょう。
新しい曲を練習するときは片方の手から練習することが多いと思いますが、その際に左手から練習することで、左手の伴奏を覚えることができ、両手で演奏するときにスムーズに弾くことができるという場合があります。
上記の事がすでにクリアできているという場合はさらなるステップアップへ向けて、左手の練習曲をやってみてもいいでしょう。有名なハノンやバッハのインベンション、ツェルニー左手のための24の練習曲などを使うと効率的に左手をトレーニングすることができます。
まとめ
普段左手を使うことに慣れていない人が左手で演奏することが難しく感じてしまうのは当たり前のことです。しかし、年齢関係なく練習していけば必ず慣れていくものです。また、最初は利き手ではない手を使っていると疲れを感じてしまうかもしれませんが、休憩をとりながら焦らずに練習をしていきましょう。