電子ピアノとキーボード
ピアノを始めようというときに、まずはピアノをそろえる必要があります。しかし、予算や部屋のスペースなど色々と都合があって、電子ピアノかキーボードかどっちにすればいいか迷ってしまうということはよくあります。そもそも電子ピアノとキーボードの違いは何なのでしょうか？
電子ピアノもキーボードもどちらもヘッドフォンを使ってできるし、普通のアコースティックピアノよりも安いことからアパート暮らしなどでも使うことができるすぐれものです。また、キーボードも電子ピアノも音のバリエーションが豊富で、色んな音が出せるというメリットもあります。
電子ピアノかキーボードかは予算や目的によって選ぶのがいいでしょう。
電子ピアノとキーボードの違いは？
そんな電子ピアノとキーボードの違いはいくつかあります。
電子ピアノとキーボードの違いの最も大きい点は、鍵盤のタッチです。電子ピアノのタッチはピアノによく似ていて、特に最近のモデルは木材や技術にこだわることによってかなりグランドピアノのタッチに近いものになってきています。
キーボードの場合、強く押しても弱く押しても同じ大きさの音か、音の大きさがいくつかの段階に分かれています。
ただ、卓上ピアノなどは、電子ピアノのようなタッチで、ピアノの足がなくキーボードのように卓上などに置くことができます。
電子ピアノとキーボードではもちろん大きさも違います。持ち運んだり、移動したりする機会が多い場合は、キーボードの方が便利かもしれません。
楽器の値段はピンからキリまでですが、だいたいの相場として、電子ピアノは３万〜２０万くらいで、キーボードは２〜３万くらいで買うことができます。中古を利用すると電子ピアノでももっと安く買うことができます。
普通ピアノは８８鍵盤ありますが、キーボードは61鍵など鍵盤数が少ないものもあります。将来音域の広い難しい曲にも挑戦したいならできるだけ８８鍵あるものが好ましく、最低でも５０以上あれば普通に演奏を楽しむことができます。
まとめ
以上が電子ピアノとキーボードの主な違いとなります。用途や予算、部屋の大きさなどで、どちらを選ぶか決めるのがいいでしょう。
いつか電子ピアノをゲットするまで安いキーボードから初めるというのでもいいと思います。キーボードから電子ピアノに移行するときにタッチの違いに苦労してしまうという人もいますが、私もキーボードから始めましたが、すぐに慣れることができました。
いずれにせよ、一度楽器店や家電量販店に行って、タッチの違いや大きさなどを確認してみるのがいいと思います。
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