音楽によるリハビリ
音楽は、曲を演奏することだけでなく、健康面にもいい影響があたえられるということでも注目されています。その中でもピアノがリハビリとして使われることもあります。
リハビリというと怪我をしてしまったり麻痺してしまった際に、それを改善するために行うというイメージがあり、ピアノなどの楽器もそういった場合に使われることがあります。しかし、ピアノでリハビリができるのはそれだけではありません。最近では脳卒中など脳のリハビリにピアノを使うことが注目されているのです。
ここではそんなピアノを使ったリハビリについて少しご紹介します。
ピアノを使ったリハビリ
手術後のリハビリに
ピアノやギターなどの楽器は指を動かすリハビリとして、手術後の方に使われることがよくあります。
実は多くの有名な野球選手が、手術の後にピアノ演奏を取り入れています。メジャーリーガーの投手などは、ひじの柔軟性の回復や、強化の目的でリハビリにとり入れているのです。
脳のリハビリに
物理的に指を動かすだけでいいならピアノである必要はありません。しかし、ピアノは音が出て曲を奏でることができます。
そのため、音楽が脳にいい影響を与えたり、自分で演奏を楽しむことができるため、脳のリハビリにも効果があるのです。脳卒中や耳鳴り、パーキンソン病などに効果があるとされています。
単純に指だけを動かすトレーニングとピアノを使った音楽的なリハビリでは相違があることがわかっているのです。
まとめ
以上がピアノを使ったリハビリになります。その効果は身体的な回復だけでなく、脳にもいい影響があるのです。
音楽は芸術としてだけでなく、音楽療法などという言葉もあるくらい音楽が秘めた可能性は非常に広いと思います。今後もこの音楽を使ったリハビリの研究がさらに進展することを期待します。