パッヘルベルのカノン
ドイツの作曲家であるヨハン・パッヘルベルによって作曲され、クラシックの中でもかなり有名な『カノン』。ヴァイオリンの演奏として、結婚式や卒業式などでは、定番中の定番というくらい有名な曲で、ピアノ初心者にとっても憧れの曲でもあります。
シンプルな旋律でありながら、とても美しく、聞くだけでも胸があたたかくなるような曲ですよね。
そのカノンはピアノ用に編曲された楽譜も数多く存在し、難易度もそこまで難しくないですが、一応レベルとしては原曲が中級くらいです。
カノンの楽譜選び
ある程度ピアノの基礎ができている場合
もし、ピアノである程度の曲は弾けるという場合は、自分のレベルに見合った楽譜を探してみましょう。カノンは初級用・中級用・上級用など、編曲バージョンがいくつか存在します。
ピアノの楽譜を1曲から買うことができる「ぷりんと楽譜」などを使うと、380円~480円でカノンの楽譜を見つけることができます。
どのレベルが合っているか事前に知る必要があるので、楽譜を使った模範演奏などを聞いてみて、探してみましょう。
ちなみに下の動画が原曲に近い上級用となります。↓↓↓
上級は右手のアルペジオが続くので慣れていないと少し難しいと思います。
さらにこれよりも難しいバージョンに挑戦したいという場合でも、難しくアレンジしているものもあるので挑戦してみても面白いかもしれません。
まだピアノの基礎が完成していない場合
まだこれからピアノを始めたいという方や、まだまだ基礎が完成していないという場合は、まずはピアノの基礎から完成させることが優先です。初心者用のピアノ教材などを活用してカノンを弾くための準備を行っていきましょう。
まとめ
誰しもが聞いたことがありとても美しいカノンですが、何か思いい入れがあって聞くと思い出がよみがえってくるという方も少なくないのではないでしょうか。自分で演奏することができたらより一層すてきだと思います。
ぜひ基礎が完成したら挑戦してみて、結婚式やお祝いに演奏してみるというのもありだともいます。
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