ピアノソナタ
ピアノを演奏する人にとって、一つの目標でもあり、日常生活でもよく耳にするほど有名な「ソナタ」があります。このソナタはバイエル、ブルグミュラー、ソナチネなどが完成したレベルで使うくらいで、初心者にとってはかなりハードルの高いものとなります。
バイエルが初級で、ブルグミュラーが中級とすると、ソナタは上級者レベルとして扱われます。
ソナタとは?
そもそもソナタとは、3章もしくは4章から成る曲で、2章から3章からなるソナタの小規模バージョンがソナチネになります。もちろんすべての曲が3章や4章で構成されているわけではありませんが、曲を通してストーリーがあり、クラシック音楽の魅力の一つでもあります。
有名な曲としてはベートーベンのピアノソナタ第14番である「月光」があり、私も大好きな曲の一つです。有名なので聞いたことがある人も多いと思います。第一楽章・第二楽章・第三楽章とあり、それぞれ曲調が大きくかわっています。
他にも、ベートーヴェンの「悲愴」やモーツァルトのピアノソナタはとても有名です。
ピアノ初心者でもソナタを弾くには
ソナタを弾くことを目標にするのはいいですが、ピアノ初心者にとって、基礎ができていない状態で弾くのは難しいでしょう。まずは基礎を完成させて、ソナチネをある程度弾けるようになった段階で挑戦してみるといいと思います。
ソナタを弾くにはトリルや装飾音などある程度技術が必要になります。ソナタを練習するとなったら、まずはモーツァルト・ヴォルフガング・アマデウスによって作曲されたピアノソナタK.545などから始めていきましょう。
この曲は第3章まであり、「初心者のための小さなソナタ」と言われるもので、ピアノを習った経験がある人はほとんどが通る道で、練習曲としても役に立つソナタとなります。
まとめ
大人のピアノ初心者にとって、バイエルやブルグミュラー、ソナチネなどの教則本は無理にやる必要はなく、自分の好きな曲を練習してくことが大事ですが、ソナタを弾きたいという目標がある場合は、まずは基礎を完成させてからソナチネをある程度弾いたあとに挑戦するようにしましょう。
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