ピアノ初心者のソナチネ

ソナチネ

ピアノの登竜門的な教則本である「ソナチネ」ですが、ハノンなどと違い、非常に豊かでキレイな曲調なので、初心者でも弾いてみたという方も多いと思います。

 

 

ソナチネアルバムは、古典派の有名作曲家たちによってつくられた曲が集まった曲集で、ピアノ演奏で代表的なものは、モーツァルトや、ベートーヴェン、クラーウ、クレメンティなどがあります。

 

 

ソナチネはイタリア語で短いソナタというようような意味になります。ソナタが3〜4章であるのに対し、ソナチネは2もしくは3章であるのが基本です。

 

 

 

 

 

ソナチネの難易度は?

ソナチネは基本的には、バイエルやブルグミュラーを完成させた段階のレベルで使うことが多く、ピアノの全くの初心者にとっては難しいでしょう。

 

 

難易度的には易しいものから中級レベルの曲までが集められていて、ブルグミュラーなどに比べても長くて、複雑な動きがあり、ペダルの使い方や指の使い方の基礎ができている必要があります。

ピアノ初心者でもソナチネを弾くには

大人のピアノ初心者にとっては、好きな曲を選んで、練習していくことが大切です。jpopや歌謡曲、ジャズ、クラシックなんでも構いません。

 

 

ソナチネが弾いてみたいという場合は、まずは基礎を完成させて、ブルグミュラーレベルの曲が弾けるようになってから挑戦していくのがいいでしょう。ソナチネの曲もキレイで指の軽やかな動きや音楽的な表現力を上達させるためにはいい教本です。

 

 

目標を大きく持つことはいいことですが、自分のレベルよりも高いレベルの曲に焦って挑戦しようとすると挫折してしまう原因となってしまうことも少なくありません。いつかソナチネを弾きたいという気持ちをモチベーションにして、基礎から練習していけば、必ず弾けるときが来るでしょう。

まとめ

ソナチネはシンプルでありながらとてもきれいな曲調で、大人から始めたピアノでも弾いてみるととても演奏を楽しめると思います。ただ、焦らずに練習し、まずは基礎を固めることから始めていきましょう。

 

 

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